産後の肥立ちが良い・悪い」
という言葉を良く耳にしますよね。

妊娠出産に携わるママはすごく重要な言葉です。

 

肥立ちが悪いっていう言葉、
昔の人が使っていた言葉じゃないの?

今は関係ないんじゃないの?

と思ってしまいがちですが、
産後に頭に入れておかないと
自分の体調がいつまで経っても回復しない…

なんて事態になりかねません…。

 

そもそも【肥立ち】というのはどういう意味なのでしょうか?

 

詳しくまとめてみました^^

産後の肥立ちとは?肥立ちが悪いってどういうこと?

昔は今のように食が豊かではなく、
栄養状態が良くない世の中でした。

その中で妊娠出産をする女性は体重が増えていくのではなく、
痩せ細っていく一方だったようです。

 

そのため産後にしっかり栄養・休息を補い、
体力や体重をを妊娠前にしっかり戻し

体に肉が付いて肥えて(太る)ことを【肥立ち】と言いました。

 

また、昔は衛生面も良くなかったため、
妊娠出産で細菌に感染し亡くなる方も多かったようです。

 

現在は妊娠前の正常な体に戻ろうとする状態を【肥立ち】と言い、
【産褥期】(さんじょくき)とも呼びます。

 

産褥期という方が
私たちにはしっくりきますよね。

 

「肥立ちが悪い」の定義って?

産後、体力が戻り妊娠前の生活が送れて
体調が良いことを「産後の肥立ちが良い」

産褥期を過ぎても体調が戻らず、
不調が続き床に伏せてしまいがちなことを「産後の肥立ちが悪い」と言います。

 

現在は食が豊かになり衛生面も良いため、
かなり痩せ細ったり命を落としたりすることは稀ですが、

やはり産後の体力消耗は激しく、
特に産後6~8週間ほどは母体の回復を優先させることが大事です。

 

核家族化した現在では、
なかなか母体優先で生活することは難しいため、

里帰りが一般的になったのも
産後の肥立ちを優先させる先人の教えから生まれた言葉ですね。

 

産後の肥立ちが悪い…どんな症状?

産後の肥立ちが悪いと言われるのは
具体的にどんな症状なのでしょうか?

 

子宮復古不全

妊娠で大きくなった子宮が
なかなか元の大きさに戻らず、悪露が長引く状態のこと。

 

産後の子宮は約4~6週間かけて
妊娠前の元の大きさに戻ろうとします。

母乳育児の場合は、授乳させることで
子宮を収縮させるホルモンが分泌されるため回復が比較的早いです。

 

産褥熱

子宮や産道の傷口から細菌が進入し、
細菌感染を起こすことで高熱のこと。

症状が酷いと、39℃前後の熱が出る場合があります。

 

産後うつ

育児の不安、気分の落ち込み・イライラ、不眠、食欲不振など
精神状態を自分でコントロール出来なくなる状態が長く続くこと。

 

産後うつは、産後のホルモンバランスの乱れが原因です。
自分を責めずに、まずは医師に相談してみましょう。

 

尿漏れ

妊娠出産で骨盤が広がるため、尿道の周りの筋肉が緩み、
締まりが悪くなるため尿漏れが起こる。

 

 

いつの時代も妊娠出産は命がけです。

出産という大仕事をしたママは、
まず体の回復を優先させるべきです。

 

栄養・睡眠をしっかり取って、
すくすくと育つ子どもの成長を笑顔で見守りましょうね。