産後の生理Q&A

授乳中に生理が再開した…貧血がつらいときはどうすべき?

母乳はママの血液から
作られているのはご存知ですよね^^

 

血液の成分が母乳に含まれています。

その中にある鉄分ももちろん、
母乳を通して赤ちゃんが吸収しています。

 

そのため、授乳中貧血になりやすくなるのです。

 

 

授乳中に生理が再開すると、さらに貧血になる確率が高まります。

 

母乳を生産することで鉄分を失い、
生理の出血により鉄分を失うからです。

 

普段の生理より、
授乳中の生理のほうが体の負担は大きいのです。

 

授乳中の生理の時に貧血がひどい場合、
どんな対策をすべきなのでしょうか?

 

授乳中の生理で貧血が起こるのは当たり前?!

血液には赤血球や白血球などの
たくさんの成分が含まれています。

 

その中にヘモグロビンという成分があります。

ヘモグロビンは酸素と合体し、
体中に酸素が行き渡るように酸素を運搬する働きがあります。

 

このヘモグロビンが酸素と合体するには、
鉄分が必要なのです。

 

体の中に鉄分が減ると、ヘモグロビンが酸素と合体できずに、
体に酸素が十分に行き渡らずに酸欠状態になります。

 

この状態が【貧血】と呼ばれるものです。

 

 

貧血にも色々な種類があるのですが、
授乳中や生理によって鉄分が不足している状態の貧血を【鉄欠乏性貧血】と呼びます。

貧血の症状ってどんなものがある?

貧血が原因で現れる症状は次のようなものです。

 

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 動悸・息切れ
  • 耳鳴り
  • 顔色が悪い
  • 疲れやすい
  • だるい
  • 頭痛がする

主にこのような症状を引き起こします。

 

育児疲れで体がきついのかな…?と思っていたら、
実は貧血だった!!ということも多々あります。

 

 

女性は男性に比べ、血液中の鉄分の含有量が少ないです。

これに加え、授乳や生理があるとさらに貧血の症状が出やすくなります。

 

身体の不調が疲れだけの原因と考えずに、
上記の症状に当てはまるのであれば貧血の疑いは十分にあります。

授乳中の生理で起こる貧血を改善する方法 

授乳中の生理がきつくても、
赤ちゃんには授乳をしなければなりません。

 

授乳中の生理期間は
特に自分の身体を気遣う必要があります。

 

実際にどんなことに気を付ければよいのでしょうか?

鉄分を体に補給すべし!

授乳や生理の出血で鉄分が不足している体には、
鉄分を補う必要があります。

 

授乳期の鉄分摂取量の目安は15~20mgと言われています。

成人女性で12mgですから、約1.5倍の鉄分量が必要になります。

 

 

鉄分には2種類あり、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分かれます。

 

 

ヘム鉄

非ヘム鉄

 

動物性

植物性

含まれる主な食品

牛肉、豚肉、レバー、かつお、まぐろ、いわし、赤貝、あさりなど

ほうれん草、ひじき、小松菜、納豆などの大豆製品など

体内吸収率

20パーセント前後

5パーセント以下

 

どちらか片方だけでなく、両方バランス良く摂取すると
ビタミンなどの栄養素も一緒に取ることができますね。

 

 

鉄分と一緒に【たんぱく質】を含む食品を
摂ることをオススメします!

 

たんぱく質はヘム鉄を含むだけでなく、
鉄分が働きやすくなるような相乗効果をもたらすのです。

 

鉄分が体内で働くときは、
必ずたんぱく質と結合して酸素を運びます。

鉄分ばかり摂取しても、
たんぱく質が不足していると意味がありません。

 

 

またたんぱく質には骨格を形成したり、
筋肉を維持・増加させたりする働きがあり、
産後の体を修復するために必要なものとなってきます。

 

なので鉄分もたんぱく質も両方摂取できるヘム鉄を
より多く摂取してみてはどうでしょうか。

 

鉄剤で補う

食事ではなかなか貧血が改善がされない場合は、
かかりつけの医師に相談してみましょう。

 

鉄剤という薬で鉄分を補う方法もあります。

薬を飲み続けることで、体の中に鉄分が増え、
身体の中に鉄分を蓄えることも出来ます。

 

しかしこの鉄剤は、副作用を引き起こすこともあります。

 

・便が黒くなる

・胸焼け・吐き気がする

・嘔吐

・下痢 など…

 

私も鉄剤を服用したことがありましたが、
吐き気がひどく、服用を中止したことがあります。

 

体質によっては副作用が出ないこともあるので
安心してください。

授乳中の生理を避けるためには

 

授乳中に生理を再開させないためには、
授乳を1日5~6回行うことが大事です。

授乳により、排卵を抑えるホルモンを分泌するので
生理再開を遅らせることが出来ます。

 

1度生理が再開しても、
授乳を続けていれば2回目の生理が半年後だったということもあります。

 

もし貧血の症状が出たら、鉄分を補いつつ
休息をしっかり取るように心がけましょうね。