産後の生理は、いつから再開するのだろう…。
赤ちゃんのお世話をしながら、
こう考えるママも多いのではないでしょうか?
次の子を早く授かりたいから、生理が来て欲しい!
と望むママもいれば、
煩わしいから遅く再開して欲しい!!
と思うママもいるでしょう。
産後の生理はいつから再開するのか、
まとめてみました。
遅い?早い?!産後の生理はいつから再開するか知ってる?

産後の生理再開に関して
最初にお話しておくことは、
「生理再開は個人差があり、この期間までに再開するというものはない」
ということです。
あくまでも個人差があるというのは、
頭の片隅に入れておいてくださいね。
母乳育児中のママは約6~10ヶ月程度で
生理が再開すると言われていますが、
授乳間隔や夜間授乳、子宮の回復状況により
6ヶ月より早く再開するママもいれば
1年経っても再開しないママがいたりと様々です。
授乳しているとプロラクチンというホルモンが分泌し、
母乳の分泌を促す働きがあります。
このプロラクチンには排卵を抑制する働きもあるため、
授乳中のママの生理再開は遅くなる傾向にあります。
卒乳・断乳をした途端、
生理が再開した!というママがいるのはホルモンが関係しているからです。
完ミ・混合のママは約2~4ヶ月で再開することが多いようです。
授乳中に生理が再開したときに気を付けるべきことって?
生理はうっとおしいし生理痛がひどいから
授乳中は生理が再開してほしくない…
というママも少なくありません。
授乳中に生理が再開すると、貧血になる確率が非常に高いです。
なぜなら母乳で鉄分が摂られ、生理の出血で鉄分を失うから。
授乳中で生理が再開した場合は、
食事やサプリなどからしっかりと鉄分補給をするよう心がけてくださいね。
産後の生理を遅らせる意外な方法とは?

実際に私は、市の赤ちゃん訪問の際に
助産師さんから産後の生理を遅らせるためのアドバイスを受けました。
その方法とは、
授乳間隔を3~4時間以上空けずに授乳すること
これを守ることで
生理の再開を遅らせることが可能のようです。
授乳することでプロラクチンというホルモンが出るため、
排卵を抑えてくれます。
授乳間隔が3~4時間というと、
夜間授乳が2~3回必要ということです。
夜間授乳がつらい場合には適していませんが、
生理を再開させたくないという場合には、
少なくても1~2回夜間授乳する必要があるようですね。
授乳中の生理は生理不順になりやすい

産後に生理が再開しても、生理不順になることが多いです。
妊娠前は定期的に生理がきていた人にとっては
びっくりしますよね!
わたしも実際に1度生理が再開しても、
次に生理がきたのが3ヵ月後だったということがあります。
産後の生理が生理不順になる理由は授乳です。
授乳することで、排卵を抑えるホルモンが分泌されるので
妊娠前のように周期的な排卵をすることが出来なくなります。
断乳・卒乳すれば、おのずと生理は再開されますので、
あまり心配しなくても良いでしょう。
もし気になれば、産婦人科で診てもらうと安心しますね。
授乳中の生理は体力的にも、精神的にも少しツライ場合があります。
生理痛などで体がツライ場合は、
無理せず体を休めるなどして、体を労わるようにしてくださいね。