出産後、子どもを産んでから「風邪を引きやすくなった」と感じていませんか?
風邪をひいたら治りも悪くなった…というママも少なくありません。
それに授乳中であれば、市販の風邪薬を気軽に飲めるわけでもありません。
なぜ産後は風邪を引きやすいのでしょうか?
産後に風邪をひきやすい原因と対策方法をまとめました。
産後、風邪を引きやすい原因は?

産後は免疫力が低下すると耳にしませんか?
出産後は生活リズムがガラッと変わったり、産後の疲れが溜まったりなどで母体自体の免疫力が低下しやすいと言われています。
産後の免疫力を低下させる原因はいくつかあります。
産後に風邪を引きやすい原因を挙げてみますね。
疲れ・睡眠不足
夜泣きや夜中の授乳などでまとまった睡眠が取れませんよね。
睡眠不足のまま日中のお世話もしなければいけないため、疲労やストレスが溜まることで免疫力が低下します。
育児中でなくても睡眠不足は風邪をひきやすくなる原因のひとつです。
授乳による体力消耗
1日の授乳による消費カロリーは2時間ランニングした消費カロリーに値します。
家事以外あまり動いていないというママも、授乳によって知らず知らずのうちに体力を消耗しているため免疫力が低下しやすい状態といえます。
産後はかなりの体力を消耗するので体調が整いにくい傾向にありますね。
食事バランスの偏り
赤ちゃんのお世話や家事に追われ自分の食事は後回しにしたり、ごはんをかきこむだけだったりと消費カロリーに対して食事の量が少なかったり、栄養のバランスが取れていないと免疫力が低下する原因となります。
また家事と育児でてんてこ舞いになり、どうしても自分の食事を厳かにしがちになってしまうのが核家族ママの現状です。
風邪を引きにくくするためにやるべき対策方法は?
産後に風邪を引かないようにするために、いくつか注意すべきことをまとめてみました。
産後に風邪をひかずに、楽しく育児をするためにもぜひ参考にしてみてください。
体温を上げる
人間の免疫力は36.5~37度で一番力を発揮すると言われ、体温が1度下がることで
免疫力は30パーセント低下すると言われています。
特に授乳しているママは体力を消耗しやすい時期なので、ぜひ体温を上げることを心がけてみてください。
具体的には
・入浴をして体を温める
・お散歩などの運動して体を温める
・冷たい飲み物を飲まず、常温もしくは温かい飲み物を飲む
・腹巻をする
などです。
ひとつでも取り入れることで体温を上げることに繋がりますよ。
加湿をする
空気が乾燥していると、ウイルスが活発に働きやすい状態になってしまいます。
赤ちゃんのためにもママのためにも加湿を心がけましょう。
部屋の湿度は50~60パーセントが良いでしょう。
加湿器がない場合は、洗濯物を部屋の中に干すことで湿度を上げることが出来ます。
湿度が上がって洗濯物も乾くので、一石二鳥ですね。
産後に風邪をひきやすい原因と対策まとめ
産後に風邪をひきやすい原因は以下の通りです。
・疲れ、睡眠不足
・食事バランスの偏り
・授乳や慣れない育児による体力消耗
産後に風邪を引きにくくする対策としては、体温を上げることと、しっかり加湿をすることです^^
ぜひ参考にしてみてくださいね。