産後の生理が再開すると、生理痛が軽くなる!
と聞いたことがありませんか?
妊娠前に生理痛で悩んでたママにとっては、
とても嬉しい情報ですよね。
実際に、産後の生理痛が軽くなった!
というママは多くいます。
しかしその反面、
「生理痛が前よりひどくなった!」
というママがいることも事実です。
なぜ生理痛が産後に悪化するのでしょうか?
産後に生理痛がひどくなる原因、改善方法などをまとめてみました。
もくじ
産後の生理痛が悪化する原因はなに?
産後の生理痛がひどくなる原因はいくつかあります。
詳しくまとめてみました。
産後の生理痛がひどくなる原因①骨盤のゆがみ

出産により骨盤は大きく開き、ゆがみを生じます。
この開きやゆがみを放置すると、
骨盤内の臓器である子宮などの血行が悪くなり、
子宮の機能が低下してしまいます。
そのため、生理痛がひどくなりがちになります。
産後はすぐに骨盤を締めたり、
整えたりすることが大事になってきますね。
産後の生理痛がひどくなる原因②ストレス

赤ちゃんのお世話をしながら、
家事を頑張っているママ。
頑張りすぎるがために体に疲労が蓄積されて、
気付かないうちにストレスが溜まってしまいます。
このストレスが体に影響を及ぼし、
生理痛を悪化させる原因になります。
産後の生理痛がひどくなる原因③体の冷え

産後のほてりがあったり、
授乳していると体温が高くなりがちです。
暑いからといって、キンキンに冷えた冷たいものを
口にしたくなりますよね。
しかし冷たいものを摂りすぎると胃などの臓器が冷え、
血液の流れが悪くなり、結果生理痛が悪化してしまいます。
生理痛がひどくなる原因④子宮内膜症

子宮内膜症とは、
子宮の外に子宮の内膜組織ができてしまう病気です。
生理のたびに、子宮の外にある内膜も剥がれ落ちるため、
耐えられない痛みに襲われてしまうこともあります。
あまりにも生理痛が悪化した場合は、
子宮内膜症の可能性もありますので
産婦人科などの病院を受診してみましょう。
産後の生理痛がつらいときの改善方法は?

産後の生理痛がつらくなったときは
どんな方法をとれば症状が軽くなるのでしょうか?
いくつかまとめてみたので
ぜひ実践してみてくださいね!
体を温め、血流を良くする

生理痛がひどいときは
身体の血流が悪いことが多いです。
まずは体の血流を良くするために、体を温めましょう。
体を温めることで、子宮の血流も良くなり、
生理痛も緩和しやすくなります。
飲み物を温かいものや常温のものに変えたり、
体が温まりやすい食事を心がけましょう。
管理人のオススメは「足浴」です。
体が温まりますし、心もリラックスできるのでオススメです^^
ストレスを解消する

ストレスは体の不調を引き起こす原因であることは、
良く知られています。
育児を頑張り過ぎると、ストレスも蓄積しやすいです。
定期的にパートナーや近しい人、
一時保育などで赤ちゃんのお世話を任せて、
ママが一息つける時間を作りましょう。
また産後の体力が戻らないと、
疲労が体に蓄積しやすく
ストレスが溜まる原因にもなります。
この場合、体力を回復させることが先決です。
ピルを服用する

産後の生理が何度も来ていて、
なおかつ生理痛が毎回ひどい場合は、
ピルを服用することで生理痛を和らげることが出来ます。
ピルで生理痛が軽減する理由は、
ピルの作用で排卵を抑え、
子宮内膜の増殖を抑えます。
生理が起こる際には、子宮の内膜が厚くなり、
この内膜が剥がれ落ちることで生理が起こります。
この内膜が異常に厚くなったりすることで、
生理痛がひどくなると言われています。
この子宮内膜の増殖をピルで抑えることで、
生理痛を軽減させることが出来るのです。
ピルを使用するにはいくつか注意点があります。
■授乳中のピルの服用はNG!
ピルの成分が母乳に含まれ、
赤ちゃんに移行してしまいます。
また、ピルには母乳分泌を抑える働きがあるので、
ピルを飲んで生理痛を改善したい!と思っているのであれば
授乳をやめなければなりません。
ピルを使用できるのは、
授乳をしていないママに限られるということです。
■ピルを服用中は妊娠しにくい
ピルは避妊にも使用される薬です。
排卵を抑えるので、妊娠しづらいです。
排卵しないなら、妊娠しない!と思うでしょうが、
飲み忘れたりすると、本来の効果を発揮することが出来ません。
逆に飲み忘れなどせず、正しい服用を続ければ
100パーセント避妊できます。
二人目などの子どもを望んでいる場合は、
ピルを飲むことは出来ないということです。
産後の生理痛がかなりひどい場合は、
なにか病気が隠れている可能性も考えられます。
生理痛があまりにひどいときは自分だけで解決しようとせずに、
産婦人科の医師などに相談してみるのも手です。
ひとりで悩まず、相談できる相手に
まずは相談してみてはどうでしょうか。